いじられキャラの話
いじられるとつい反応してしまいます。一月党です。
中学時の旧友曰く
私にはいじられオーラがあるらしいです
始まりははたしていつだったか
おそらくですが中3あたりだと思われますね
些細なことからでした
彼らからすれば
とくに面白味もない私に
何かさせてみよう
みたいな感じだったのでしょう
私は
ノリのいい方だとは思います
それが災いしたのかなんなのか
ともかく
彼らは新しいおもちゃを見つけたかのような顔になってました
それからというもの
ちょっとやってみろよ
そういわれては
なにかしらギャグ的なのをしていたように思います
彼らから冷めた目で見られるのが怖かった
今思えば
冷めた目で見られた方がよかったな
いくら彼らが私を面白がろうとも
私は陰キャラのままでした
ゲーム好きだったし
ニコニコ動画とかにはまった時期なのかな
中3で
髪の毛を金髪に染め出したりした奴らは
弱者の私をターゲットにしました
なんなのかなぁ
弱かったから
それだけで私はハブられたりしましたね
同じクラスにね
小学校の時友達だったやつがいたんですよ
はじめの頃はそいつにすがりつくように過ごしてました
あるときから
彼は私とは別のグループと弁当を食べ始めました
彼らは
おろおろする私を見て笑ってました
授業や休み時間は別に平気でした
たしかに授業中いじられたこともありましたが
それでも些細なものです
休み時間は他のクラスに遊びにいってました
ただ昼食
これも他のクラスにいけばよかったんでしょうけど
当時の私はそうしようとしませんでした
多分、
当時から無駄なプライドはあったので
本当に私はこのクラスで一人なんだと認めるような気がしてたんだと思います
私は
同じようにクラスでハブられて飯を食ってるやつと食べる道を選択しました
そいつは
いや、そいつも
無駄にプライドが高いやつで
自分がハブられていることを認めず
自分から離れたのだと言うようなやつでした
そしてそいつは
いつも「よしき」という男と一緒に
弁当を食べてました
よしきはすごいやつで
勉強も運動もでき
ヤンキーから陰キャラまで友人がいるという心の広い男です
私の人生を振り返る上で欠かせない人物です
よしきと、
まあもう一人も言いますが
「かわい」というやつと
3人で飯を食べる日が続きました
もちろん平和だったわけじゃありません
かわいは変にリーダーぶるので
俺の行動や言動が気に入らないとすぐつっかかってきます
私は
一人になりたくなかったので
それに従うしかありませんでした
そんで余計にかわいが調子に乗るという
悪循環
あるとき校外学習がありました
生徒だけで高校に行き、そこの先生の話を聞くというものです
6人グループでした
私と
昼食のとき私を裏切ったやつと
他は小学校のときの知り合いだったりなんだり
まあ順調に話を聞きには行けました
その帰り道のことです
生徒だけの校外学習なので
ちゃんとできたかを学校に戻って報告する必要がありました
しかし帰り道
誰が言い出したか
京都駅で遊ぼうみたいな話になり
マクドによったり
服を見たりしました
私は
早く戻ろうと言うと
なんだか気を悪くさせそうだったので
怖くて黙ってました
ちなみにその移動中
私は誰とも話せませんでした
彼らは私を話題にして盛り上がってました
これは被害妄想から来る思い込みとかじゃなくホントに
そして色々遊んでると
案の定というか帰りが遅くなってしまいました
結局帰ったときには
全てのグループの中で一番遅い報告になってしまいました
先生は理由を尋ねました
彼らは
私のせいにしました
私は
勇気が出ず
先生に言うことができませんでした
自分がみじめだと何度も思いました
遺書を書いて飛び降り自殺をしようと思ったこともあります
でも私は
死ぬ勇気すらなく
ただただ涙を流して
いつも通り1日を終えました
友達がいなかったわけではないので
楽しい場面はたしかにありました
ただその友達にも
クラスでの友達がいるので
私が入れない場面もありました
放課後に友達と遊ぶことが
とても楽しかった時期ですね
通信できるゲームもかなり出てましたし
さて
みんな大好き修学旅行
沖縄でした
クラスでの思い出みたいなのはないです
他のクラスの友達と会うことがどれだけ嬉しかったか
就寝時間のこと
ホテルで
6人グループになり
そいつらと寝る、みたいな感じ
私はどこともグループになれなかったので
メンバーが足りないところに入れられました
ただそこには
ほんと幸運にも
よしきがいたのです
それだけでどれだけ安心できたことか
部屋に入り
寝るベッドを決めたとき
私の知らないうちに場所決めは進み
私は明かりから遠い場所になりました
よしきが隣でした
沖縄のホテルということもあり
近くにはビーチがあります
なんかビーチに行こうという話を
俺以外のやつらがしてました
まったく誘われなかった私は
普通に寝ようと横になりましたが
よしきがホテルに残ってくれました
私はよしきと二人で
なんでもない普通な話をし続けました
あんなに嬉しかった時間はありません
そんなこんなで
卒業式
クラスのやつとの写真は集合写真しかないんじゃないかな
高校から頑張るぞと
意気込んだ日でした
さてさて
結構長くなりましたね
高校編は次の記事にしましょう
皆さん、居場所は。
一月党でした。